2020/03/19 06:48

花は植物だと思うから枯れる


生き物だと思って接すれば枯れない。

この名台詞はベーシストのハマ・オカモトのお祖母様の言葉。





ワタクシはドライフラワーが好きで

いつの時点が花の死なんだろうとずっと考えてきました。

ドライアップされてからも

たねこぼれ落ちて

綿毛で飛んでいくフウセントウワタを見たときの

衝撃波。

偶然捨てるタイミングを逃したゆえに出会ったあの綿毛の飛ぶ瞬間。

その瞬間を見るためにワタクシはドライが好きだったんだと

感動や畏怖を超えて運命さえ感じました。



そしてもう一つ

その昔小学校で働いていた時の不登校の子が

この度公立高校に受かりました。

その子も長い冬をいくつも超えてきて

新たなステージのスタートラインに立ったのです。

ワタクシなら途中で投げ出すだろうにその子は頑張り倒した。

こっちも満塁サヨナラホームランです。

合格発表の掲示の紙が貼られても

動こうとしない彼女の背中を押して。

それでも足が動かない。

昔はそれでもワタクシは待つ=無理強いしないを選択してきて

胃に穴があきそうだった。

でも今日はさらに背中を物理的にも強くゆっくり押して

一歩一歩掲示板まで歩く私と彼女の至福の瞬間を与えてくれた

彼女のお母様が合格発表に誘ってくれて一緒に喜びたいと言ってくれて感謝です。



この日のこの掲示板の前で

おめでとうを言える日を迎えるための

あれらの日々だったんだなぁと思う。

あの頃将来が見えなくてこのまま

引きこもりになるんじゃないかと

みんな心配して胸が押しつぶされそうだったあの日々。

いろんな経験や感動を

みんな若い子たちから教えてもらっている

この非正規の人生が自分には合っていてありがたい。。

正規の教員はご両親に受かる高校はないと言ったそうだ。

殴っていいですか?笑笑

いやワタクシも正規ならそう言わざるを得ないんだと言う。

事なかれ主義の無責任が一番楽だと言う現場も多く見てきたから今ならよくわかる。




でもやっぱり願えば叶うのです。

やってみないことにはわからないのですよ。

この2つ本当に生徒から教えられた臨時教員人生なのだ。

願えば叶う。

なんでも失敗してもいいからやってみよう。

それと時間かかったって別にいいじゃないってこと。

それぞれの時間軸にそれぞれのスピード感やあって

早けりゃいいって

オリンピックはそうだけどさ

ゆっくりカタツムリのようにあの子は進んでたんだ。

今思えば人とペースが違うだけでむしろ確実だった気がする。

そんでも持ってワタクシもやって見なけりゃわからないシリーズで

20日博打に打って出ます。

爆死か次へ笑顔で繋がるか。

紡げるのかぁ〜〜ワタクシ?

コケるのかぁ〜〜〜?

コケたくないよ。

祈っていてください。

ではでは